最初に、デイスキャFXの概要を確認します。1か月で資産を2倍にするスキャルピング名人の手法です。
デイスキャFXの概要スキャルピングからデイトレードまで、広く対応可能
デイスキャFXは、スキャルピングのトレード手法です。しかし、一部デイトレードの要素を含みます。よって、「デイトレスキャル」という言葉でも表現できます。
デイスキャFXの特徴
- スキャルピング
- デイトレードの要素あり
- トレンドフォロー系
- 1日10pips、1か月で200pipsの獲得が基準
デイトレスキャル
デイスキャFXはスキャルピングですので、1分足のチャートを使います。
しかし、5分足と1時間足も使います(15分足も利用可能です)。この意味で、デイトレードの要素を含みます。
すなわち、スキャルピングなのに、場合によっては1取引で50pips超の利食いを狙うことも可能です。当サイト編集部のスタッフが、実際に50pips超の利食いに成功しています。
この手法を編み出したスキャルピング名人は、1か月で資金を2倍にします。利幅が大きなスキャルピングで高勝率を達成できるなら、1か月で2倍というのは納得できるでしょう。
また、1分足では大変だと思う場合、5分足を中心に取引することも可能です。この場合、スキャルピングでなくデイトレードになります。
スキャルピングからデイトレードまで、広く対応可能なトレード手法です。
トレンドフォロー(順張り)
また、トレンドフォローという特徴があります。すなわち、安くなったから反発を狙って買うという逆張りでなく、上昇するのを確認してから買うというスタイルです。この方法だと、含み損のリスクを減らせるのが特徴です。
下の図は、順張りと逆張りのイメージ図です。曲線は為替レートの動きです。
左側の赤丸部分で買うのが、逆張りです。為替レートは下落中ですが、買いで勝負しています。トレンドの逆です。
右側の赤丸部分では、為替レートの上昇を確認してから買っています。トレンドに沿って取引しています。
トレンドに沿って買う方が、含み損のリスクが小さいことが分かります。
狙える利幅
1日の獲得利幅は10pipsが基準になります。1か月は20日くらいありますから、1か月で200pipsということになります。
しかし、上でご案内しましたように、1回の取引で50pipsも取れる場合があります。よって、トレードに多くの時間を割けるなら、1日10pipsよりも大きな利幅を狙えます。
利用方法
デイスキャFXは、MT4で稼働させます。
稼働すると、複数のインジケーターがチャートに表示されます。そして、あらかじめプログラムされた条件が満たされると、チャート内に上向きまたは下向きの矢印が表示される仕組みです。
MT4は、敷居が高くて難しいというイメージがあるかもしれません。しかし、取扱説明書に詳しく書かれていますので、インストールから実際の表示まで難なく実行できます。
MT4でデイスキャFXを表示させて、実際の取引は別のFX口座で取引することも可能です。
MT4の自動売買では継続的に勝てない
なお、MT4で売買サインが出るならば、EA(自動売買プログラム)で取引すれば勝手に儲かるのでは?と期待したいところです。しかし、残念ながら、取引を自動化しても、損してしまいます。
これには、理由があります。
為替レートの動きは、とても複雑です。過去と全く同じ値動きが再び出てくるというのは、極めて稀です。
その一方で、ツールは、一定のルールに基づいています。そのルールに合致すれば、その他の要素はすべて考慮しないでサインを表示します。
このため、人間が判断すれば取引しないでしょうという場面でも、ツールだとお構いなしにサインを出してしまいます。これが、MT4で継続的にプラスの成績を出すのが難しい理由です。
MT4では、売買サインを参考として使い、売買の最終判断はトレードする人自身で実行しましょう。
利用すべきFX業者
基本的に、どのFX業者のMT4でも性能は同じです。よって、FX業者の使い分けは、どんな機能を重視するかによるでしょう。
重視したい機能
・選択肢1:スキャルピングOK
・選択肢2:日本人向けに分かりやすさを追求
スキャルピングOKを重視する場合
デイスキャFXは、スキャルピングです。よって、確実にスキャルピングOKなFX業者で取引してください。
多くのFX業者では、スキャルピングを禁止しています。システムに与える負荷が大きすぎるためです。
仮に、スキャルピング禁止のFX口座でスキャルピングを繰り返すと、その口座は凍結される可能性があります。すなわち、取引が禁止される可能性があります。そうなっては大変です。
MT4でスキャルピングができて、取引条件も良好なFX口座と言えば、OANDA(オアンダ)を挙げることができます。
分かりやすさを重視する場合
MT4は、どちらかと言えば技術者向けの仕様です。よって、一般のユーザーが難しいと感じるのは、当然です。
しかし、それでは敷居が高いままです。これに挑戦しているFX業者があります。FXTF(ゴールデンウェイ・ジャパン)です。
- 日本人ユーザーが欲しいだろうツールを多数搭載
- ホームページで、使い方を分かりやすく解説
一般的には、「MT4を使えます。使い方は自分で調べてください。」という雰囲気が漂うFX業者が多いです。そんな中、FXTFは、初心者向けに分かりやすいホームページになっています。
また、日本人が使いたいだろうツールを作ってくれています。これらを、無料で使えます。
FXTFでは、スキャルピングができません。しかし、分かりやすさを重視する場合、分かりやすいFXTFが有力候補になります。FXTFを使う場合は、デイトレードとして取引します。
なお、参考までにFXTFに「スキャルピングは禁止されていますか?」という質問を、LINEで問い合わせたところ、以下の回答が得られました。
禁止事項の要点は2つです。
- 新規ポジションを建ててから30秒~1分以内に決済をする
- 新規ポジションを30秒~1分以内に何度も建てる
取引間隔を30秒~1分以上空けると、スキャルピングとは見なされないようです。これについては、自動売買のEAも同様です。
MT4以外の口座で取引
デイスキャFXのツール表示はMT4で行い、実際の取引は他のFX口座でするという方法もあります。
この場合、スキャルピングOKで、スプレッドが極めて狭いFX口座を選ぶことになります。
ただ、為替レートが問題になるかもしれません。FXは、株式投資と異なり、業者ごとに為替レートがわずかに異なるからです。
よって、1pip~数pipsのような小さな利食いを狙いに行く場合などでは、業者間のレート差が気になるかもしれません。
とはいえ、MT4以外のFX口座も魅力的です。
例えば、ヒロセ通商を使う場合、スキャルピングOKなのに加えて、スプレッドは業界最狭水準で原則固定ですし、取引高に応じて様々なプレゼントをもらえます(OANDAのスプレッドは、ヒロセに比べると若干広いです)。
これらのメリット、デメリットを比較しながら、実際に取引する口座を決定します。
この記事は、MT4ツール「デイスキャFX」の使い方を解説した記事です。よって、このツールの使用を推奨するものではありません。また、このツールは、将来の為替レートを予測するものではありません。本記事の情報は、その完全性・正確性・有用性について保証しません。閲覧者が、本記事の情報を直接または間接に利用したことで被ったいかなる損害についても、当ウェブサイト運営者は一切の責任を負いません。